あさちゃん

4/14から熊本が揺れています。
まだ止まりません。

避難を余儀なくされている方、ライフラインがとまり生活が困難な方へ心からお見舞い申し上げますとともに、
亡くなられた方へご冥福をお祈りいたします。


一連の報道を見ていると、報道陣への憤りも沸いてきたり、いろいろ思うところがあります。
ただ、状況を把握するうえで、報道の大切さもよく分かるので。

そんな中、ペット連れの被災者が建物の外で避難しているようにも見えて、
心が痛くなりました。


今はわたしは飼っていないけれど、
実家で昨年10月に縄文柴犬を家族に迎えました。

2014年アメリカンコッカースパニエルの夢子が亡くなって、両親も高齢になりだし、次のわんこは飼えないなぁと言っていたけれど。
結局、生き甲斐や幸せを想ってわんこを迎えることに。

いろいろ経緯があったけれど、そこははしょって、
天然記念物の日本犬のルーツをたどる犬種として復活したのが縄文柴犬。
縄文柴犬を改良して今のかわいい狸型の柴犬がつくられたそうです。

縄文柴犬はよりオオカミに近く、お顔はキツネみたいにシャープ。






生後5ヶ月のあさちゃん。
子犬には到底見えません(笑)





家族全員に”かわいくない”と言われ、
ちょっとかわいそうなあさちゃん。









すでに成犬のよそおい。。。






たしか4~4.5kgだった気がします。




とにかくすべての木製品を噛み、絨毯の下へもぐり、電話線やケーブルを引っこ抜き手におえないあさちゃんは、あまりのすばしっこさにより、紐をつけられ家中を駆け回っておりました。







いたずらが過ぎると母に抑え込まれ、ちょっと落ち着きます。



でも遊びたい盛り。

人の手と足にとにかく噛みつきます。
もう家族全員傷だらけ。






猛獣、あさちゃん。。。


父は自分が柵の中へ避難していました(笑)



まだお散歩もできず、
真冬の寒い中、
毛もいちをあかちゃんの毛ですから、
とにかくストーブにべったり。












見慣れてくるとかわいくも思えますが、
とにかく怖がりで噛みつき魔で、きっと家の中で飼っちゃいけないのかも。。。
だけど外は雪がひどいし寒いしでかわいそうで、もう部屋がボロボロですが、
しのいでいました。



そんなあさちゃんですが、
予防注射もすべて終わり、お散歩に行けるようになった頃、
あまりの行儀悪さで学校に預けることになりました。



1ヵ月のつもりが2ヵ月となり、今はやっとおうちに戻ってきてるようです。
体重も2倍、体格も大きく、ハウスがとても狭くなってるそうです。


おトイレは夢子とは違って、しっかりできます。
ただ、お散歩が恐怖のあまり、きつねのように何か新しいものに出会うたび、
飛び跳ねてパニックになってるようです。

成果としては家具を噛まなく、人も噛まなくなって、
それだけはホッとしました。



小型犬とは言えず、ある程度大きなわんちゃんと避難する場合、
周囲の理解と思いやりがとっても必要だと思いました。
でも苦手な人や怖い人もいると思うと、遠慮して外で避難せざるを得ないんでしょうね。

人の水もままならない状況で、ペットにお水やごはんをどうやって供給するか、、、

どこで被災するかは分からないけれど、少なくともペットを飼っているお家は、人間とペットの備品を備えておく必要が本当に重要だとつくづく思いました。





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